<プレスリリース>「電話リレーサービス」CM動画公開

対象: すべての人 カテゴリ: プレスリリース
掲載日 : 2022年03月01日

きこえない人もきこえる人も知ってほしい「電話リレーサービス」

―電話をできないだけであきらめていたことがある。「できない」から「できる」に変わる社会へ―

2021年7月に公共インフラとして開始した「電話リレーサービス」は、聴覚や発話に困難のある方(以下「きこえない人」)とそれ以外の方(以下「きこえる人」)の会話を、通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」とを通訳することにより、電話で即時双方向につなぐサービスです。

このたび、本サービスへの理解を広める目的から、ろう者で映像監督の今井ミカ氏を迎えて、本サービスの社会における意義を伝える動画を制作しました。本動画はYouTube動画広告のほか(~3/31まで)、下記にてご覧頂けます。制作エピソードなど取材を歓迎いたします。是非以下よりお問い合わせください。

テキスト解説を読む

この動画は、拡張音声解説版です。男性のAI音声で視覚情報を解説しています。

クレー射撃場での練習風景。赤い射撃用メガネをかけた女性の横顔、射撃銃を構える。

海の見える高台、女性が手話で話す。
「私はオリンピックを目指しているクレー射撃選手、宮坂七海。目と手話で生きている。」
射撃銃を構え、前方を真剣に見つめる宮坂選手。

「負けず嫌いな私が、ひとつだけあきらめたことがある。それは、電話。」
「電話」の手話をする宮坂選手。表情がかすかに曇る。

会社員が話す。
「きこえないお客様との急ぎの契約の確認は、どうしたらいいのか諦めていました。」

カフェの店員が話す。
「私もありました。配達が遅れそうなので、電話で相談したかったのですが...」

「でも日本はあきめていない。」ゆっくりと力強い表情に変わる宮坂選手。

通訳オペレータがヘッドセットをつける。

着信を受け、ランニング中の宮坂選手が足を止める。
呼吸を整えながらスマートフォンを取り出し、画面をタップ。

旅行会社の女性が電話で話す。
「宮坂様 射撃場近くのホテルの空室が出ました。いかがなさいますか?」
通訳オペレータが手話で伝える。

「ありがとうございます。予約お願いします。」と、宮坂選手が手話で返事。

射撃用品専門店の男性が電話で話す。
「大変お待たせしました。ご注文の装弾は在庫がありませんでした。お取り寄せいたしますか?」

通訳オペレータがキーボードを叩き、文字チャットで伝える。
車の後部座席から、宮坂選手がスマートフォンで返事を打ち、
通訳オペレータが声で伝える。
「取り寄せお願いします。いつ届きますか?」

スケジュール帳を確認する宮坂選手。

後日、射撃場で標的のクレーを撃ち抜く宮坂選手の姿。
弾が円盤型のクレーを粉砕、宙にオレンジ色の粉が舞う。

旅行会社の女性や、弾を手配した男性が遠くを見つめる。

会釈して「電話リレーサービスです」と伝える通訳オペレータ。

笑顔で話し、うなずく宮坂選手。
「できることを、あきらめない。私もあなたも。」

横に白い手書きの文字で、「できることを、あきらめない。私も、あなたも。」

画面右上に、言葉のバトンを持ったオウムのリレーちゃんと、日本財団電話リレーサービスのロゴ。


お問い合わせ

【監督】今井ミカ
映画監督。第一言語は手話。大学で映像制作を学び、手話言語学研究のため香港に留学。お笑い芸人「デフW」や「手話で楽しむ生きものずかん」など幅広くエンターテインメントをプロデュース、CMなどの手話監修。2019年長編映画『虹色の朝が来るまで』が劇場公開。最新作『ジンジャーミルク』。

【主演】宮坂 七海(みやさか ななみ)
オリンピック出場を目指す、ろうのクレー射撃選手。きこえないことを強みとした高い集中力を武器に、2024年のパリオリンピック出場を目指す。きこえる世界で挑戦を続ける今注目のアスリートの一人である。2022年3月に日本体育大学大学院修了予定。


CREDIT

出演

宮坂七海   (主演)
中嶋秀人   (クレー射撃専門店店員)
谷田部美咲 (旅行会社社員)
村岡佳奈 (カフェ店員)
冨永涼介 (会社員)
根間隆行 (医療関係者)
中嶋直子 (通訳オペレータ)
麦穂あんな (声の出演)

制作

今井ミカ (監督・脚本・演出・撮影・編集・キャスティング)
大木洵人 (録音)
岡本麻姫子 (AD)
立石聡子 (AD)
門傳一彦 (音楽・整音)
山岡希美子 (日本語監修)

制作

一般社団法人 日本クレー射撃協会

企画・製作・手話監修

一般財団法人 日本財団電話リレーサービス

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