令和4年度 TVCM/デジタル広告「とまどう」篇
―はじめてした電話をおぼえていますか?―
きこえる人にも知ってほしい「手話で、文字で、電話を通訳。」電話リレーサービス
このたび、本サービスへの認知を広げる目的からCMを制作致しました。本CMは、地上波(全国区)のほか、YouTubeやSNSでのWEBCMも予定しています。
2021年7月に公共インフラとして開始した「電話リレーサービス」は、聴覚や発話に困難のある方(以下「きこえない人」)とそれ以外の方(以下「きこえる人」)の会話を、通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」とを通訳することにより、電話で即時双方向につなぐサービスです。
このたび、きこえない人が電話をかける際に相手方となる、きこえる人への認知を広げる目的から「はじめてした電話をおぼえていますか?」をキーコンセプトにCM動画を制作致しました。
テキスト解説を読む
この動画は、拡張音声解説版です。女性のAI音声でサイト内の視覚情報を解説しています。
画面中央に「電話リレーサービス」のロゴ。「手話で、文字で、電話を通訳。」
♪~電話リレーサービス
きこえない人と電話をしたことがありますか?
📞"こちらは電話リレーサービスです"
📞"耳のきこえない方などからのお電話を通訳しております"
レストラン、電話に出た黒いスーツの男性スタッフ。
店員「え、通訳…?番号をお間違えでは?」
きこえない女性が、スマホ画面に映る通訳オペレータに向かい、手話で話す。
📞間違えていません 予約をしたいです
店員「あぁ、予約でしたかありがとうございます」
知ってください 手話で、文字で、電話を通訳する
今回登場した3人の通話図を表示。
きこえない人ときこえる人の間に通訳オペレータが介することで、手話や文字を双方向に伝える…
電話リレーサービスがあります
言葉のバトンを持ったオウムのリレーちゃんと、「日本財団電話リレーサービス」のロゴ。
本CMについて
放送日:2022年10月初旬より放送開始予定
放送地域:全国区で放送予定。その他YouTubeやSNS等のWEBCMも放映予定。
制作について
広告や表現に知見のある当事者らと構成した「広告戦略会議」※を立ち上げ、本CMのコンセプトワークに取り組みました。CMのろう監修は映画監督でありろう者の今井ミカさんが担い、主演は俳優でろう者の長井恵里さんが務めました。
またCM内の「電話リレーサービス」のサウンドロゴの制作は、いきものがかりの水野良樹さんが担当しました。
※石川絵理さん(TA-net事務局長、ダイアログ・イン・サイレンスアテンド)、江副悟史さん(トット基金日本ろう者劇団代表)大橋弘枝さん(俳優)、志村真介さん(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事)、松森果林さん(聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐUDアドバイザー、タイアログ・イン・サイレンスアテンド)などが参加。[氏名カナ順]