「子どもを歯医者に連れていかなくちゃ」リンさんの場合
わたしはこう使う「電話リレーサービス」
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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話でインタビューを受けており、字幕が付いています。
「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』リンさんの場合」
「子供を歯医者に連れていかなくちゃ」
自宅リビングでインタビューを受けるリンさん。
質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」
毎日使っています。
子どもや私自身が病院に行くとき、夫からの頼まれごと、予約などさまざまな場面で使っています。
質問2「印象に残ったことは?」
24時間使えるようになって、とても便利になりました。
(公共インフラとしてのサービスになる前は)いつでも使うことができなかったので、便利になりました。
119番通報で救急車を呼びたい時など、夜でも利用できて便利です。子どもが急に具合が悪くなったときに、救急車を呼ぶことができて安心しました。
また、以前はFAXを使っていました。今は自分の電話リレーサービス用電話番号があります。その番号に電話をかけてもらったり、折り返したりすることができます。
以前は、電話をかけることしかできなかったので、自分の電話番号で着信を受けることができるようになってうれしいです。
質問3「記憶に残るエピソードを教えてください。」
病院に電話かけた際に不在だったとき、後ほど折り返しの電話がかかってきたことがありました。私の電話リレーサービス用電話番号に着信があったことに驚きました。
本当に私の番号宛かな?と思いましたが、病院からは「リンさんですか?」と確認があり、私宛の着信であると分かりました。とてもうれしく、驚きました。
きこえない人も、きこえる人と同じ様に電話ができるようになりました。
質問4「電話リレーサービスを使うようになって、何か変化はありましたか?」
以前、夫との生活で困ることがほとんどなかったのは、毎日義理の両親のところに行って電話をお願いすることが多かったからです。
今は電話リレーサービスがあるので、自分自身で電話をすることができて楽になりました。よく使っています。
質問5「あなたにとって電話リレーサービスとは?」
電話リレーサービスは生活には欠かせません。とても必要です。
もし、電話リレーサービスがなかったらとても困ります。電話をお願いできる人がいません。
デフファミリーやろう者にとっては必要不可欠です。
「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」日本財団電話リレーサービスのロゴ。
連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは
「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。(順次公開)
利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」一覧
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