「ひとりひとりにあわせた、わかりやすい説明を」今川竜二さんの場合
わたしはこう使う「電話リレーサービス」
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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話でインタビューを受けており、字幕が付いています。
「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』今川 竜二さんの場合」
「ひとりひとりにあわせた、わかりやすい説明を」勤務先の病院でインタビューを受ける今川 竜ニさん。
質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」
波はありますが、ひと月に10回以上が多いです。
質問2「電話リレーサービスを使い始めた当初のことを教えてください。」
まず、母に電話をしてみたいと思いました。
母はスマホ(のアプリ)よりも音声電話の方が使い慣れているからです。
電話をしてみたら、うまくやり取りができたので私も母も大変うれしかったです。
質問3「電話リレーサービスを必要だと感じる場面は?」
私は医師として仕事をしています。(患者さんの)ご家族に説明するとき、今までは看護師に頼んで文章を読み上げてもらっていました。ですが、本来は対話をすることが大事です。
電話リレーサービスを使うようになって自分の言葉で話すことができ、コミュニケーションがスムーズになりました。ご家族や患者さんとのコミュニケーションの幅が広がったと思います。
また、電話リレーサービスを知らない方が多いので、ためらう方もいますが、戸惑われないために説明資料をつくりました。
(事前にその資料を)共有することで患者さんが納得して話してくれるようになりました。
質問4「電話の相手に言われて印象に残ったことはありますか」
患者さんやご家族のみなさんは、ろう者と直接コミュニケーションをとったことのない方がほとんどです。
きこえない人と電話することができるなんて「知らなかった」「びっくりした」とおっしゃる方が多いことです。
質問5「あなたにとって電話リレーサービスとは?」
こどもの頃から電話をしてみたいという夢がありました。
その夢を叶えてくれる「ピーターパン」のような存在だと感じています。
「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」日本財団電話リレーサービスのロゴ。
連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは
「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。(順次公開)
利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」一覧
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