利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」

「先輩弁護士から『電話を使えて一人前』と言われたこと」田門 浩さんの場合

手話動画を含むコンテンツです 対象: すべての人
掲載日 : 2024年01月19日
電話リレーサービスを使って電話している田門さんのイラスト。電話番号を通話相手に正確に伝えるため、手書きで書かれた紙をカメラに向けている。

わたしはこう使う「電話リレーサービス」

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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話でインタビューを受けており、字幕が付いています。

「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』田門 浩さんの場合」
「先輩弁護士から『電話を使えて一人前』と言われたこと」
勤務先の弁護士事務所でインタビューを受ける田門 浩さん。後ろの壁には、大きなホワイトボードが貼ってあります。

質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」

1か月に最低4、5回くらいです。
多くて(月に)10回以上使ったこともあります。

質問2「印象に残ったことは?」

(手話通訳手配と比べると)土日や平日の夜間も使えることに驚きました。

質問3「電話リレーサービスを必要だと感じる場面は?」

平日の昼間は(事務所に)手話通訳者がいます。でも、平日の夜や土日はいません。
その時に電話リレーサービスを使って電話することができるので、すごく便利だと思いました。

質問4「電話する時に気をつけていることは?」

先輩の話では、「電話を使って相手に交渉できることも弁護士には必要だ」と言われました。
電話リレーサービスを使うときは「相手の話にすぐに応答する必要があること」、こちらから話すときは「冗長にならずに端的に話すこと」の2点について、先輩からアドバイスを受けました。そうすれば、相手と対等に交渉できるからです。
他に個人的に思っていることは、「固有名詞」や「数字」は、書いて見せることが大事だと思っています。

質問5「電話の相手に言われて印象に残ったことはありますか」

遅い時間帯に電話をかけることがあり、用件が終わった後、先方から「夜にわざわざ電話をかけてくださりありがとうございます」と言われたことがあります。
それがとてもうれしかったです。

質問6「あなたにとって電話リレーサービスとは?」

電話リレーサービスがあることによって活動の範囲が広がりました。
手話通訳者がいるのは昼間だけですが、電話リレーサービスがあることで、夜や土日でも弁護士や裁判所など相手に電話することができます。それがすごく便利だと思いました。
電話リレーサービスはとても大事なものです。

「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」日本財団電話リレーサービスのロゴ。

連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは

「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。(順次公開)
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聴覚や発話に困難のある人へ:登録方法


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