利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」

「無人のパーキングで困った!そうだ電話を使ってみよう」辻 斗真さんの場合

手話動画を含むコンテンツです 対象: すべての人
掲載日 : 2024年02月02日
コインパーキングで困った時に、電話リレーサービスを使って電話している辻さんのイラスト
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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話でインタビューを受けており、字幕が付いています。

「インタビューシリーズわたしはこう使う『電話リレーサービス』辻斗真さんの場合」
「無人のパーキングで困った!そうだ電話を使ってみよう」
インタビューを受ける辻 斗真さん。

質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」

1~2週間に1回くらいのペースで使っています。

質問2「電話リレーサービスを使い始めた当初のことを教えてください。」

私はLGBT(性的少数者)で、名前を変えたため、クレジットカードの名義を変える必要がありました。
(電話リレーサービスを使ってみたら)スムーズにやりとりできて驚きました。
友人の話だとうまくいかないこともあるみたいで、大丈夫かな?と疑っていましたが、スムーズに話が進み、無事に名義変更することができました。

質問3「記憶に残るエピソードを教えてください。」

たくさんありますが、強いて言うなら、登録したばかりのことです。
友人とあるところに車で出かけたとき、コインパーキングに駐車して出かけ、用事を済ませて(コインパーキングに)戻ってきて料金を支払って出ようと思ったとき、私は問題なかったのですが、友人は困っている様子でした。どうしたのかと見に行くと、駐車スペースのロック板が壊れて下がらなかったんです。
どうしようかと看板を見ると、電話番号が書いてあることに気づきました。
「そうだ、電話リレーサービスに登録したばかりだ!」と思い、私がその番号にかけたところ、担当者が30分後にきて直してくれて無事に出庫することができました。
このことをきっかけにその友人も電話リレーサービスの必要性を感じたようで、友人はその後利用登録をしました。

質問4「電話リレーサービスを使うようになって、何か変化はありましたか?」

昔は、やっぱり家族やきこえる人に電話を頼むことがあり、気を使っていました。
電話リレーサービスができて、自分で使えるようになったので気を使うことがなくなり、気軽に電話ができるようになりました。

質問5「あなたにとって電話リレーサービスとは?」

一言でいうと、「命」です。それくらい大事なものです。必要不可欠です。

「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」
日本財団電話リレーサービスのロゴ。

連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは

「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。(順次公開)
利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」一覧

電話リレーサービス用電話番号を取得するには

利用料金や登録方法について、詳しくは以下のリンクをご覧ください。
聴覚や発話に困難のある人へ:登録方法


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