「しまった!子どものワクチン接種券が見当たらない」石田茉莉恵さんの場合
わたしはこう使う「電話リレーサービス」
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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話と音声日本語でインタビューを受けており、字幕が付いています。
「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』石田茉莉恵さんの場合」
「しまった!子どものワクチン接種券が見当たらない」
自宅リビングでインタビューを受ける石田茉莉恵さん。
質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」
基本は、1週間に2~3回くらいです。毎日使うこともあります。
質問2「印象に残ったことは?」
電話リレーサービスを使うと、家やその場ですべてが解決できます。
きこえる人はこんな風に楽をしているんだと思いました。
質問3「記憶に残るエピソードを教えてください。」
うちには赤ちゃんがいます。赤ちゃんは、ワクチンを打ちに行く必要があります。
その際、区の助成用紙を病院に出す必要があるのですが、ワクチンは3回くらいあるので、1回目は1回目の紙、2回目だったら2回目の紙を病院に出すのですが、たまたま2回目のとき、間違えて3回目の紙を出してしまいました。
そのときは受け取っていただけましたが、病院から、「次の3回目は3回目の紙が必要なので役所に頼んでください」と言われました。
「わかりました」と伝えて、帰ってすぐに役所に電話して、「こういう理由で3回目の紙をもう1回送ってほしい」と言ったら、「送ります」とおっしゃっていただき、終わりました。
もし、電話リレーサービスがなかったら、私はわざわざ役所までいって窓口でお願いして…と、すごく時間がかかったと思うので、電話リレーサービスのおかげですぐに終わったことがうれしかったです。
質問4「電話リレーサービスを使うようになって、何か変化はありましたか?」
使う前といまで違うことは、やっぱり(コミュニケーション手段の)選択肢が増えたことです。
質問5「あなたにとって電話リレーサービスとは?」
人に頼らず自分でできると言いますか、自立を助けてくれるツールですね。
「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」日本財団電話リレーサービスのロゴ。
連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは
「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
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利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」一覧
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