「デザインする製品について、色々と細かくやりとりしたい」イワタナオキさんの場合
わたしはこう使う「電話リレーサービス」
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このインタビュー動画は、AI音声付き拡張音声解説版です。
動画内は、聴覚障害者が手話でインタビューを受けており、字幕が付いています。
「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』イワタ ナオキさんの場合」
「デザインする製品について、色々と細かくやりとりしたい」
母校の筑波技術大学でインタビューを受けるイワタ ナオキさん。
質問1「電話リレーサービスをどのくらい使っていますか?」
いつもだいたい週に1回くらい使っています。
質問2「電話リレーサービスに登録したきっかけは?」
きっかけは2つあります。
1つ目は、きこえる両親が電話をしている様子を見てどんなものなんだろう?と気になっていたからです。
2つ目は、中高生時代、電車で通学していたんですが、(帰りは)最寄り駅まで親に迎えに来てもらっていました。
いつも公衆電話から親に電話をかけて、「はーい」という声がきこえたら「迎えに来て欲しい」とだけ(一方的に)伝えて電話を切っていました。
電話を通して「会話」をするという経験がなかったので、電話で話してみたいと思うようになりました。
質問3「電話リレーサービスを必要だと感じる場面は?」
普段はデザインの仕事をしていて、名刺やポスターなどいろいろ制作しています。
例えば、特殊な形のごみ箱をデザインしたいと思ったことがあります。
ごみ箱の制作を発注するとき、予算、納期、大きさ、色、形などの希望する内容をたずねられました。
文章だとうまく説明できないのですが、電話リレーサービスを使って手話で伝えたところスムーズに説明できてよかったです。これは必要だなと思いました。
質問4「電話リレーサービスを使うようになって、何か変化はありましたか?」
これまではメールのやりとりが主で、時間がかかってしまいお互いにイライラしてしまうことがありました。
そのため、近くにいるきこえる人に、「今急いでいるので代わりに電話をしてほしい」とお願いするストレスもありました。
でも、今は電話リレーサービスのおかげで(自分で)直接電話でやりとりができ、仕事をスムーズに進めることができ、便利だなと思っています。
質問5「電話の相手に言われて印象に残ったことはありますか」
電話をかけて「岩田です」と名乗ったあと、「もしかして岩田くん?」と言われて、話が盛り上がってうれしかったことがあります。
質問6「あなたにとって電話リレーサービスとは?」
活動を加速化させるためのカンフル剤だと思います。
私は色々な活動をしていますが、気になることや疑問に思うことがあったとき、メールで確認すると時間がかかってしまいます。
電話だとすぐに解決し、仕事も活動もスムーズになり、効率よく進めることができています。
「手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス」日本財団電話リレーサービスのロゴ。
連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは
「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズです。
電話リレーサービスを使いこなす12名の利用者に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう活用しているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
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利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」一覧
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