「吃音の僕が使う 文字でかける電話」清水聡さんの場合
わたしはこう使う「電話リレーサービス」
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このインタビュー動画は、拡張音声解説版です。
動画では、利用者または関係者がインタビューを受けており、字幕と手話ワイプが付いています。
インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」
「吃音の僕が使う、文字でかける電話」
清水聡さんの場合
自宅のダイニングで、インタビューを受ける清水さん。
質問1:登録したきっかけは?
まず、日常生活で、電話を使う機会が増えてきたことが、第一ですね。
あとは自分は吃音症という、発話障害があるんですけども、
吃音症の人は、特に第一声が出づらいというのが特徴としてあって、
それで、電話リレーサービスを使う時には、第一声が、
僕は文字通訳を使うんですけども、(第一声が)スムーズに出てきますので、
すごくその点が、ありがたいですね。
質問2:使ってみて驚いたことは?
すごく、やり取りがスムーズなのに、驚いています。
自分が想像していたよりはとても、快適に使えています。
質問3:どういう時によく使いますか?
今年から、自分が、この地区の班長になったんですけども、
区長さんとの、やり取りでよく使わせてもらっています。
具体的にいいますと、
地区の方からいろいろな要望があるんですけども、
その中で、畑をですね、家の、隣の畑の、草がぼうぼうに生えていて、
どうにかしてほしいと、
そういった要望があったりして、区長さんに、伝えるようにしています。
そういう時に、電話リレーサービスが特に役立っています。
質問4:特に印象に残ったことは?
通訳オペレータが、相手の笑い声とかも、
忠実に、「あはは」とかね、打ってくれますので、
すごく、相手の表情がわかって、利用しやすいです。
質問5:あなたにとって電話リレーサービスとは?
今はだいたい月に10回程度使わせてもらっています。
このサービスを使うようになってから、
生活の質が、上がってるのを実感してますね。
今はすごく、なくてはならないものになってます。
質問6:今後期待することは?
このサービスは、おそらくろう者や難聴者の方がよく使われていると思うんですけども、
自分のような発話困難者にとってもすごく有用なサービスだと感じていますので、
もうちょっと、そこを広報していただきたいです。
手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス。
日本財団電話リレーサービスのロゴ。
連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは
「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズの第2弾です。
昨年度に引き続き、電話リレーサービスの活用事例に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう使っているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。 第2弾は、利用者本人だけでなく、その周辺にいる方々にもインタビューを実施しました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。
その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。
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