<第2弾>利用者インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」

「吃音の僕が使う 文字でかける電話」清水聡さんの場合

手話動画を含むコンテンツです 対象: すべての人
掲載日 : 2024年10月21日

わたしはこう使う「電話リレーサービス」

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このインタビュー動画は、拡張音声解説版です。
動画では、利用者または関係者がインタビューを受けており、字幕と手話ワイプが付いています。

インタビューシリーズ:わたしはこう使う「電話リレーサービス」
「吃音の僕が使う、文字でかける電話」
清水聡さんの場合

自宅のダイニングで、インタビューを受ける清水さん。

質問1:登録したきっかけは?
まず、日常生活で、
電話を使う機会が増えてきたことが、第一ですね。
あとは自分は吃音症という、発話障害があるんですけども、
吃音症の人は、特に第一声が出づらいというのが
特徴としてあって、
それで、電話リレーサービスを使う時には
第一声が、
僕は文字通訳を使うんですけども、
(第一声が)スムーズに出てきますので、
すごくその点が、ありがたいですね。

質問2:使ってみて驚いたことは?
すごく、やり取りがスムーズなのに、驚いています。
自分が想像していたよりは
とても、快適に使えています。

質問3:どういう時によく使いますか?
今年から、自分が、この地区の班長になったんですけども、
区長さんとの、やり取りでよく使わせてもらっています。
具体的にいいますと、
地区の方からいろいろな要望があるんですけども、
その中で、畑をですね、
家の、隣の畑の、草がぼうぼうに生えていて、
どうにかしてほしいと、
そういった要望があったりして、
区長さんに、伝えるようにしています。
そういう時に、電話リレーサービスが特に役立っています。

質問4:特に印象に残ったことは?
通訳オペレータが、相手の笑い声とかも、
忠実に、「あはは」とかね、打ってくれますので、
すごく、相手の表情がわかって、
利用しやすいです。

質問5:あなたにとって電話リレーサービスとは?
今はだいたい月に10回程度使わせてもらっています。
このサービスを使うようになってから、
生活の質が、上がってるのを実感してますね。
今はすごく、
なくてはならないものになってます。

質問6:今後期待することは?
このサービスは、おそらくろう者や難聴者の方が
よく使われていると思うんですけども、
自分のような発話困難者にとっても
すごく有用なサービスだと感じていますので、
もうちょっと、そこを
広報していただきたいです。

手話で、文字で、電話を通訳。電話リレーサービス。
日本財団電話リレーサービスのロゴ。

連載:「インタビューシリーズ:わたしはこう使う『電話リレーサービス』」とは

「電話リレーサービスってどう使うの?」に具体的におこたえするドキュメンタリーシリーズの第2弾です。

昨年度に引き続き、電話リレーサービスの活用事例に焦点をあて、日々の生活のなかで電話をどう使っているか、またそれにより訪れた変化などお伺いしました。 第2弾は、利用者本人だけでなく、その周辺にいる方々にもインタビューを実施しました。おひとりおひとりの「電話リレーサービス活用術」を是非ご覧ください。

その他のインタビューは以下のリンクよりご覧になれます。

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