文字リレーを使いこなそう「数量限定のグッズが欲しい!」
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電話リレーサービス
タイトル、文字通訳の利用例「数量限定のグッズが欲しい」
画面が切り替わり、人通りの多い駅前で、女性はスマートフォンを片手にネットサーフィンをしている。
何かを見つけて、スマートフォンの画面を押す女性。
スマートフォン画面がアップされ、オウムの姿をした電話リレーサービスのキャラクター「リレーちゃん」の広告が表示されている。
広告は、数量限定でリレーちゃんの携帯シールクリーナーを配布する内容で、スマートフォンのうらに貼り付けて携帯でき、必要な時にはがして画面をきれいに拭けるグッズだと紹介されている。
画面が切り替わり、女性はこのグッズが欲しそうな表情をしている。
周囲には人が多く、辺りを気にする女性。
ふっとなにかを思い出してスマートフォンを操作する女性。
電話リレーサービスのアプリを開き、通訳方法の選択画面で「手話」ではなく、「文字」を選ぶ。
画面が切り替わり、右側に女性・左側に別の場所にいる通訳オペレータがいる。
中央には電話リレーサービスの文字通訳画面があり、通訳オペレータからメッセージが送られてくる。「電話リレーサービスです。よろしくお願いします。」
文字を打ち始める女性。「発信をお願いします。」
通訳オペレータから返事が返ってくる。「はい。発信します。」
相手先の男性が左側に映り、通訳オペレータは中央下に映る。
男性が電話に出る。「はい、リレーストアです。」
通訳オペレータが男性の声を文字にして女性に伝え、電話リレーサービス経由の電話であることを男性に説明する。「こちらは電話リレーサービスです。きこえない方などからのお電話を通訳しております。よろしくお願いいたします。」
男性が答える。「はい。どうぞ」
通訳オペレータの促しを受けて、女性が再度文字を打ち始める。通訳オペレータが女性から送られてきた文字を音声にして男性に伝える。「リレーちゃんのクリーナーの広告を見ました。在庫はありますか?」
男性は頷きながら、元気よく返答する。「リレーちゃんのクリーナーですね!在庫、ありますよ!」
男性の返答を通訳オペレータがリアルタイムで入力。
返答内容を見て、女性は安堵してうれしそうに文字を入力。
通訳オペレータも安堵した声で男性に返答。「よかった!行きます!」
男性が答える。「はい。何分後に来られますか?」
女性は少し考えてから文字を入力。「15分後くらいに行けると思います」
男性が答える。「かしこまりました。では、お待ちしております。」
画面が切り替わり、嬉しそうにお店から出てくる女性が映る。
手元には広告で見たリレーちゃんクリーナーを持っている。
早速、クリーナーを使ってスマートフォンの画面を拭く女性。
拭いたクリーナーをスマートフォンの背面に貼り付けて、満足そうに微笑む。
電話リレーサービス。